書評 「文系AI人材になる」統計・プログラム知識は不要 著書:野口竜司

書評 「文系AI人材になる」統計・プログラム知識は不要 著書:野口竜司

会社の上司に勧められて読みました。
私は、G検定合格、Python勉強中なので、
文系ですが、少しプログラミングも理解できる部分がある状態です。

ただ、実際にAIを作れるところには全く至りませんし、AI開発PJに関わったこともありません。
本書を読んで「あ。今の状態でもこのようなことができればAIプロジェクトに戦力として関われるんだ
という自信になりました。
また、すぐに仕事に活かせる内容だと思います。
(実際、本書に沿って直ぐに企画書を作成しようと思っています)

「AIってなんだろう?」「そろそろ”分からない”はまずい気がする、、」
「AIに仕事が奪われちゃうのかな」「今後の時代に役立つスキルを身につけたい」
「AI関連のPJにアサインされたのにAIが分からない、、」
「まだA I関連PJを進めることができる人が少ない今、活躍できるチャンスをモノにしたい!」
というような方はぜひ読んでみてください📖

文系AI人材になる 統計・プログラム知識は不要 [ 野口 竜司 ]

価格:1,760円
(2021/8/22 08:12時点)
感想(3件)

Amazonはこちら

目次

『文系AI人材になる』どんな本?

〜「BOOK」データベースより〜
AI活用の現場から生まれた実践トレーニング本
・専門用語は必要最低限
・豊富な業種別事例
・「AIとの共働き」スキルを身につける

”実践トレーニング本”という紹介は納得です。
私も実践に活かせる!と思いましたし、早速活かそうと思っています。

『著書 野口 竜司(ノグチ リュウジ)氏』 どんな人?

〜「BOOK著者紹介情報」より〜
野口 竜司(ノグチ リュウジ)さん Twitter: @noguryu
株式会社ZOZOテクノロジーズ VP of AI driven business アラタナ 取締役
立命館大学政策科学部卒
文系AI人材として様々なAIプロジェクトを推進。
AIビジネス推進や企業のAIネイティブ化に力を入れている。
大学在学中に京都発ITベンチャーに参画し子会社社長や取締役として、
レコメンド・ビッグデータ・AI・海外コマースなどの分野で新規事業を立ち上げる。
その後、ZOZOグループへ。
2021年3月1日付で日本ディープラーニング協会(以下、JDLA)人材育成委員に就任。

内容のダイジェスト

AIは確実に進化し、仕事・生活など様々な部分に今後もどんどん参入してくることでしょう。
そこで「AIに仕事を奪われる、、」というような考えから「AIと一緒に働こう!」
という考えにシフトさせてくれる、またシフトしないといけないと認識させてくれる本です。

①AIとともに働くパターン5種の紹介

AIが主/人が主など仕事や業務内容によってどの部分にAIを使うのか?が理解できます。

②AIを使うための基礎知識

AIの分類や基礎用語など、最低限必要なことが紹介されています。
12の用語が紹介されており、初学者の辞典になりそうです。
私はG検定も取得しているので多くの用語は既に知っていましたが、
忘れかけてたものもあり復習になりました。
また、PJを進めていく上(実践)で使う用語についてはなんとなく聞いたことがある、
程度でしたので、
一語一語を端的にわかりやすく説明してくれてるこちらは勉強になりました。

③AIの作り方の概要の理解

作り方の概要も理解しているつもりでしたが、4つの系統に分かれて説明されているので
あやふやだった部分がスッキリ理解できました。

④AI PJを企画するために必要なこと

「想像できることは実現する」と考えよう
本書の言葉そのままなのですが、とてもわかりやすいな〜と思いました。
企画するためには、どうやって優先順位をつけるのか、何を明確にしなくてはいけないのか、
スケジュールはどのように組み立てるのか、などが
とても細かく即実践に使えるような内容になっています。
AIの知識は勉強できても、PJを企画し進める方法はなかなか見つけられないので
重宝させていただきます。
(こちらの本片手に企画書書いてみます!)

⑤AI事例紹介

業種別×活用タイプ別で45もの事例紹介があります。
聞いたことがあるもの、想像がつくAIなどもありましたが、具体的な
「このAIを作る際に意識したことや変数」や「このAIにより何が解決したか」などは
知ることができなかったので、実践のためにすごく参考になりました。
また、知らなかったAI事例に関しては
「ここまでもうできるんだ、、」という世の中のスピードを思い知らされました。
(既に開発できているということはこの事例の着手は随分以前だということ)




本(小説や実用書も含まれているもの)のサブスク:

Kindle Unlimited(200万冊、月額980円)
ブックパス(75万冊、「総合コース」は月額618円)
BOOK☆WALKER(8万冊、836円)
Amazon Prime Reading(1000冊、Amazon プライム会員は無料)

本要約サイト:

flier (約2000冊、月額2,200円)
BOOK-SMART  (18,000円(税抜)/年)
SERENDIP  (33,000円/年、2,750円/月)

まとめ

おそらくこれからAIが生活・仕事・社会にどんどん参入してくるかと思います。
その上で、自身はどう生活・仕事に活かすのか?
全く想像がついてない人、ふわっと理解している人にとても良書だと思います。

ぜひ一度手に取って読んでみてください📖
今日のレビューは以上です☺︎

文系AI人材になる 統計・プログラム知識は不要 [ 野口 竜司 ]

価格:1,760円
(2021/8/22 08:12時点)
感想(3件)

Amazonはこちら

本の詳細

  • 出版社 ‏ : ‎ 東洋経済新報社 
  • 発売日 ‏ : ‎ 2020/1/20




FacebookTwitter

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事