ノーコード って?特徴や種類を調べてみました💻
目次
ノーコード とは?
その名の通り「ソースコードを書かないプログラミング」です。
ソースコード:プログラム言語の命名を記述した文書
プログラミング:コンピュータプログラムを設計・構築するプロセス
プログラミング言語が分からない非エンジニアや文系でもプログラミングができると
いわれていますが、特徴や種類、及びどのようなことができるのでしょうか。
非エンジニア・OL・G検定保有者というプログラミングに興味はあるが
スキルは持っていない私の視点で調べてみました。
注目される背景
ノーコード という概念は随分前からありました。ここ最近なぜ注目されているのでしょうか?
①急速なデジタル化とエンジニア不足
国もプログラミング教育に力を入れていくという現代、プログラミングの敷居を低くすることで
急速なデジタル化に対応できるエンジニアを増やすための後押しとなっているようです。
②ツールが成熟し、事例が増加
GmailやSNS、Office系など他のアプリとの連携が取れるiPaaSが充実。
※iPaaS:Integration Platform as a Service
③巨大IT企業が次々と参入
各社の動きとして下記のようなツールがリリースされています。
★AppSheet
ノーコードfinal★Honey Code
★Power Apps
★Lightning Platform
★kintone
*ご参考*
・モバイルアプリ(Mobile Application):
スマホやタブレット等のデバイス上で動く。Apple StoreやGoogle Playからダウンロード。
ネイティブアプリともいう。
・ウェブアプリ(Web Application):
ウェブサイト上で動くアプリ。
スマホの普及に伴い、ウェブアプリからモバイルアプリへ発展したアプリも多い。
・ハイブリットアプリ:
表面はモバイルアプリで内側はウェブアプリの仕様で構築。
動作が遅い等、ウェブアプリのデメリットを解消したもの。
ノーコード の魅力
◆プログラミング知識がない人でもシステムを構築できる
→マウス操作等で直感的に形にできる為、プログラミング知識がなくアイディアの構築が可能
◆素早くシステム開発ができる
→プロトタイプ作成等、スピード勝負の時には最適
◆開発コストを削減できる
→エンジニアへの依頼が不要。また開発期間も短い為、その分コスト削減できる。
ツールも無料プランが用意されているものが多い。
◆迅速にカスタマイズが可能
→従来のシステムはカスタマイズする際、専門エンジニアに依頼する等時間を要したが
ノーコード で構築したシステムのカスタマイズはそれに比較すると容易。
ノーコード の課題
◆複雑なシステム開発はできない
→決められた中でプログラムを構築するため、できることが限られている。また、大きな差別化を図ることには向いていない。
◆プラットフォームに依存してしまう
→プラットフォームがサービスを終了してしまうとアプリを改修できなくなる可能性もある(※)
また、利用プラットホームの料金値上げがあれば費用もその分必要となる。
(※)ソースコードが抽出できるものも増えている為、移行可能なこともある
◆ツールの選定に時間を要する
→プラットフォームによって機能が違う為、開発したいシステムやアプリが構築できるかを
確認の上、選定する必要がある。従って、事前に開発したいものが具体的にイメージでき
ている必要がある。
ノーコード プラットフォームの種類は?
Webサイト(HP)構築、アプリ構築、業務自動化、決済システム構築、業務効率化、iPssS系など
数多くのプラットフォームがあります。
どのツールを使うかの選択は重要なポイントなので十分に検討の上、選択が必要そうです。
▼ノーコード プラットフォームをまとめた記事がこちら
※作成中
ノーコード 学習ツール
教材やスクールなどいくつかありますが、昨今は無料で学べるツールも多くあります。
まずは無料なものから始めて、その後、自身が求めるものに合わせて
有料コンテンツを選択すると経済的だと思います。
ただし、有料コンテンツは有料な分、質も良く、自身のプレッシャーにもなりますので
短期間で実力を付けたい方は早々に有料コンテンツで学ぶのも賢い選択肢かもしれません。
<無料教材系>
・ノーコード ラボ・・・bubble.中心。ブログで学ぶ。*URLはこちら
・NOCODE SCHOOL・・・Youtubeで学ぶ *チャンネルはこちら
<無料コミュニティ系>
・NoCode Japan
・NoCoders JAPAN協会
・NowHow
ノーコード について相談を受ける側/依頼する側のマッチングサイト。
始めは依頼する側として利用し、力がついてきたら相談を受ける側となれば
ノーコード を使った仕事の受注も夢じゃない!?
※無料は相談部分。依頼内容によって費用発生の可能性あり。
<有料教材系>
・ワンダフルノーコード・・・198,000円(コンテンツ+障害サポート) *URLはこちら
・Udemy・・・コースにより8,000円〜20,000円程度
*Glideの場合、例えばこちら
<有料コミュニティ系>
・NoCodeCamp・・・オンラインサロン。5000円/月。無料イベント有 *詳しくははこちら
ノーコード によってエンジニアは不要になる!?
”エンジニアは必要”で”エンジニアの仕事もなくならない”と思います。
ノーコードでもプログラミング思考は必要。プログラミングの敷居は低くなったとしても、簡単に
扱えるものほど融通は効かず、複雑な処理は昔ながらの言語・方法が使われ続けると思います。
プログラミングとノーコード 、もしくはローコードをTPOに合わせて使い分けていくのが
今後のエンジニアには必要かもしれません。
ノーコード の今後
☆スタートアップやベンチャー企業と共に認知度UP!?
→スピード感+低コストであるノーコード はスタードアップやベンチャー企業と相性がよく、
スタートアップやベンチャーがノーコード を利用した事例が増えると認知度が上がる!?
☆ノーコード 開発プラットフォーム市場は注目されている
→ノーコード 関連のスタートアップの大型資金調達成功
☆巨大IT企業の参入で益々注目される!?
☆新型コロナウイルスの影響で需要拡大→世間の認知度UP!?
→兵庫県加古川市や神戸市の職員が開発した事例も話題になりました
☆企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の課題解決となり得る!?
認知度が上がることで、今後は誰もがノーコード を利用し、事業提案や課題解決、社内プレゼンを
行うような日が来るかもしれないな、と思いました。
私もせっかくなので何か構築にトライしてみようと思います^^
皆さんのアイディアも聞いてみたいです。
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